化学反応型消臭剤「エポリオン」

畜産農場の臭気対策の難しさは異なる性質の臭気が広範囲に発生することで、
特定の臭気の対策をするだけでは解決しない点にあります。
畜舎内や家畜を清潔に保つことで臭気の発生をある程度軽減することができますが、
より徹底した消臭対策を講じるには消臭剤の利用が効果的です。
この記事では消臭剤「エポリオン」についてご紹介します。

「消臭剤」エポリオン

共立製薬が開発した消臭剤「エポリオン」は臭気成分に反応し、においを除去します。
消臭効果は即効的長時間持続します。
農場で発生する臭いの種類に関する記事はこちら
「臭いにも違いが。畜産農場で発生する臭いの種類を徹底調査」
https://chikusannavi.kyoritsuseiyaku.co.jp/deodorize/29

ベタイン化合物をはじめとする消臭成分が、酸性臭(硫化水素、メチルメルカプタンなど)及び
アルカリ性臭(アンモニア、トリメチルアミンなど)を同時に反応・中和し、
さらに油脂類などの腐敗臭に対しても有効に作用します。
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また、厳選された植物由来の香りを添加することで、
臭気中和法(カウンターアクション)の機能が付加され、
化学反応だけでは除去しにくいとされる臭気に対しても消臭効果を発揮します。

「エポリオン」の種類

消臭剤「エポリオン」は用途に合わせた幅広いラインナップを展開しています。
各種製品から用途に合わせて最適なものを選ぶことができます。
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使用方法

臭気レベルに合わせて噴霧する場合は、原液を20倍から50倍に希釈、散布する場合は5倍から10倍を
目安に希釈して使用します。
においは発生源から発散する気体のため、悪臭の原因となる気体にミストを当て消臭するのが一般的な方法です。
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消臭剤「エポリオン」は設備や環境により効果的な使用方法が異なります。
設備ごとの具体的な使用方法は今後の記事でご紹介します。

臭気の種類や環境に応じた使用を

近年増加する悪臭へのクレーム対策は喫緊の課題です。
設備の清掃や整頓といった基本的な消臭対策に加え、消臭剤を効果的に使用することは
クレームを軽減し地域社会と畜産農場のよりよい関係を構築するために
必要不可欠な施策といえるでしょう。
消臭剤の使用をご検討の際は、ぜひ共立製薬の「エポリオン」をご一考ください。

また、共立製薬には農場の環境や臭気問題を分析し、
改善策をご提案する臭いの専門家が在籍しています。
農場の臭気問題にお悩みの際は、共立製薬までお問い合わせください。
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