臭気対策でお困りではないですか?使ってみようエポリオン-堆肥舎編-

臭気対策でお困りではないですか?使ってみようエポリオン-堆肥舎編-

畜産農場にとって避けては通れない課題の一つに臭気対策が上げられます。
近年では農業地域の都市化に伴い住宅と畜産農場が隣接することにより、臭気に関するクレームが増加する傾向にあります。
特に畜糞を堆肥化する堆肥舎の周囲で発生する臭気は畜種を問わず、すべての畜産農場に共通の問題です。

この記事では消臭剤「エポリオン」を用いた堆肥舎での具体的な臭気対策について紹介します。

消臭設備の設置事例

堆肥舎の構造に合わせた消臭対策の事例をご紹介します。

縦型コンポスト堆肥舎の事例

​縦型コンポストを使用した堆肥施設の場合、排気は以下のような方法で処理されます。
臭気対策が不十分な場合、消臭剤で赤枠の追加対策が可能です。
 (1359)

コンポストからそのまま排気している場合

臭気対策として配管にノズルを設置し、希釈したエポリオンを噴霧します。
 (1412)

スクラバーを利用した臭気対策を実施している場合

スクラバーを利用した臭気対策を実施している場合は、排気出口へ噴霧ノズル設置しエポリオンを噴霧(①)、循環水にエポリンを添加(②)の2つの追加対策が可能です。
 (1413)

ノズル設置によるエポリオンの噴霧は、原液を希釈して使用するためランニングコストを削減できる反面、設備投資に費用が掛かります。
循環水にエポリオンを添加する場合は設備投資が不要なため導入は容易ですが、原液を使用するためノズル設置での消臭対策と比較するとランニングコストが高くなります。

生物脱臭を利用した臭気対策をしている場合

脱臭層の周囲に配管して排気臭気に向けて噴霧します。
媒体の直上に配管(①)、上部にロープを這わせて配管(②)、側面に配管(③)などの方法があります。
設備費用の面では土の上に配管を設置するほうが安価ですが、上部から噴霧する設備のほうが、より高い消臭効果があります。
 (2084)

レーン型堆肥舎の事例

レーン型(自走)堆肥施設の場合排気は以下のような方法で処理されます。
臭気対策が不十分な場合、消臭剤で赤枠の追加対策が可能です。
 (1360)

密閉型

ダクトの排気口部分に噴霧器と出入口開放の際に開放部上部にダクトを設置し、エポリオンを噴霧します。
 (1361)

開放型

側面排気の場合、側面にダクト設置しエポリオンを噴霧します。
 (1414)

出入口オープンの場合も同様に、出口の上部にダクトを設置し噴霧します。
 (1416)

ピット型堆肥舎の事例

ピット型堆肥施設の場合排気は以下のような方法で処理されます。
臭気対策が不十分な場合、消臭剤で赤枠の追加対策が可能です。
 (1417)

密閉型

隙間にノズルを設置してエポリオンを噴霧します。
 (1481)

開放型

屋根にノズルを設置してエポリオンを噴霧します。
 (1418)

堆肥舎の消臭対策でお困りの際は専門家に相談を

消臭剤は設備の構造に合わせた対策を講じることで初めて効果が発揮されます。
この記事では一般的な堆肥舎とその構造に合わせたエポリオンの使用方法をご紹介しました。
堆肥舎の立地や構造によって効果のある消臭対策は千差万別です。
共立製薬には設備に応じた消臭対策をご提案する臭いの専門家が在籍しています。
堆肥舎の消臭対策にお悩みの際はぜひ専門家にご相談下さい。
 (2105)