「薬剤耐性菌」が世界中で問題になってきています。薬剤耐性菌が大きな脅威となり得ると指摘されたのは1980年代。
その後も問題は広がり続け、最近では家畜に使用する抗菌剤についても見直しの取り組みが始まっています。
人類最初の抗生物質ペニシリンを発見したのは有名なイギリスのフレミングですが、彼は薬の不適切使用による耐性菌の出現について既に危惧していました。
畜産現場においても必要不可欠である抗菌剤。今ある抗菌剤を末永く使っていくためにも、適正使用が求められます。抗菌剤の特徴を知ることも適正使用の一助になると思いますので、今回はフルオロキノロン系抗菌剤について、特にフルオロキノロン系抗菌剤の1つであるエンロフロキサシンについてみていきましょう。