畜産ナビ:
勉強会を続けていく中で変わったこと、よかったことを教えてください。
田中さん:
畜舎の巡回する際、今まで以上に注意深く見るようになりました。いつ外部の方がお見えになっても畜舎の隅々までお見せできます。
大洞さん:
外部の方がお見えになった際も畜舎に入る前の消毒、防護服の着用などを今まで以上に徹底することができています。飼養衛生管理基準についてきちんと説明した上でお願いすれば理解してもらえるので。「飛騨全体で飼養衛生管理基準を遵守しています」と胸をはって伝えることができる、というのが一番の強みだと。
畜産ナビ:
溝端さん、岩本さんは今年(2022年)から参画されたと伺いました。参画のきっかけは何だったのでしょう。
溝端さん:
青年部で役員をやっていまして、先輩方が立ち上げた取り組みについて継続するにあたり、教える側の人間も増やしていかないと浸透させていくのが大変だ、という話の中で声をかけてもらったのがきっかけでした。
畜産ナビ:
飛騨HACCP研究会を開催していることはご存じだったのですか?
溝端さん:
知っていました。
田中さん:
この先10年20年で終わってしまうのではなくもっと長く牛飼いをしていく人たちに理解して取り組んでいってほしいと思っています。そのためにも若い世代から伝えていってほしいなと。
畜産ナビ:
取り組みを続けていく上でのモチベーションは何でしょうか。
大洞さん:
一番は自信を持てるということでしょうか。飛騨牛は特に衛生管理についての取り組みはしっかりできているよね、という。ほんとうはもう一歩ステップアップしたいところではあるのですが…(笑)。共立製薬の担当さんが「その安全ってどうやって担保されていますか。」とおっしゃいます。きちんと管理をして記録を付けているので「私たちの育てた牛は安全です。」と自信を持って言うことができます。
特に地域で取り組んでいるということが大切だと思っています。個人で頑張っても市場に供給できる牛の頭数は限られてしまいます。それが地域全体で取り組んで飛騨牛という銘柄で安定供給ができれば市場に対しても強くアピールができます。10年後、20年後でも勝てる地域、銘柄を創っていく。
もちろん自分たちの利益にもなるので後輩たちにも「将来のためだよ。」と言っています。
諸先輩方が7、8年前から取り組んできてくれたことが、やっと実になりかけているのかなと思います。感謝していますね。
勉強会を続けていく中で変わったこと、よかったことを教えてください。
田中さん:
畜舎の巡回する際、今まで以上に注意深く見るようになりました。いつ外部の方がお見えになっても畜舎の隅々までお見せできます。
大洞さん:
外部の方がお見えになった際も畜舎に入る前の消毒、防護服の着用などを今まで以上に徹底することができています。飼養衛生管理基準についてきちんと説明した上でお願いすれば理解してもらえるので。「飛騨全体で飼養衛生管理基準を遵守しています」と胸をはって伝えることができる、というのが一番の強みだと。
畜産ナビ:
溝端さん、岩本さんは今年(2022年)から参画されたと伺いました。参画のきっかけは何だったのでしょう。
溝端さん:
青年部で役員をやっていまして、先輩方が立ち上げた取り組みについて継続するにあたり、教える側の人間も増やしていかないと浸透させていくのが大変だ、という話の中で声をかけてもらったのがきっかけでした。
畜産ナビ:
飛騨HACCP研究会を開催していることはご存じだったのですか?
溝端さん:
知っていました。
田中さん:
この先10年20年で終わってしまうのではなくもっと長く牛飼いをしていく人たちに理解して取り組んでいってほしいと思っています。そのためにも若い世代から伝えていってほしいなと。
畜産ナビ:
取り組みを続けていく上でのモチベーションは何でしょうか。
大洞さん:
一番は自信を持てるということでしょうか。飛騨牛は特に衛生管理についての取り組みはしっかりできているよね、という。ほんとうはもう一歩ステップアップしたいところではあるのですが…(笑)。共立製薬の担当さんが「その安全ってどうやって担保されていますか。」とおっしゃいます。きちんと管理をして記録を付けているので「私たちの育てた牛は安全です。」と自信を持って言うことができます。
特に地域で取り組んでいるということが大切だと思っています。個人で頑張っても市場に供給できる牛の頭数は限られてしまいます。それが地域全体で取り組んで飛騨牛という銘柄で安定供給ができれば市場に対しても強くアピールができます。10年後、20年後でも勝てる地域、銘柄を創っていく。
もちろん自分たちの利益にもなるので後輩たちにも「将来のためだよ。」と言っています。
諸先輩方が7、8年前から取り組んできてくれたことが、やっと実になりかけているのかなと思います。感謝していますね。
畜産ナビ:
先ほど、JA飛騨ミートで育てた牛の枝肉を見る、というお話を伺ったのですが、毎回見に行かれるのですか?
田中さん:
行けるときは必ず行きますね。
仕上がりのいい肉があれば、開示されている情報をもとに血統や育て方について情報交換をしたり場合によっては研究会をしたりしています。
畜産ナビ:
実際に見られる、ということはプラスになりますか。
大洞さん:
写真で見るのと実物とでは全く違うので。自分は答え合わせをするつもりで見に行っています。自分の育て方が合っていたのかどうか。日々勉強ですね。JA飛騨ミートの職員さんに「自分の牛は自分で見なさい。あれがすべての答えなので。」と言われます。牛を見て、勉強していろいろ話すことができるのが一番のメリットだと思います。
田中さん:
JA飛騨ミートに行って「今日、良い牛でしたね。」と声をかけてもらうこともあったりします。
大洞さん:
みんなが良きライバル、良き友人だと思っています。地域でステップアップしていこうという環境があるのはありがたいです。
畜産ナビ:
取り組みを続けていく上でのご苦労があれば教えてください。
田中さん:
準備段階が一番大変だと思います。あとは日々の運用をコツコツ繰り返していくことですね。飼養衛生管理基準の項目が24項目から38項目に増えたので、今はその準備に追われています。農協の職員さんにも協力してもらって進めている状況です。
大洞さん:
コロナ禍の中でも真剣に取り組んでもらっていて、ありがたいことです。
畜産ナビ:
貴重なお話をありがとうございます。最後にひとことお願いします。
田中さん:
共立製薬さんと勉強会をすることで飼養衛生管理基準についてきちんと理解して取り組んでいける、よい方向に進めることができているので本当にありがたいです。
大洞さん:
地域で取り組んでいるおかげで多くの会員がHACCP推進農場の指定を取れている。個人で頑張るにはどうしても限界があるので本当に感謝しかないですね。
畜産ナビ:
本日はありがとうございました。
先ほど、JA飛騨ミートで育てた牛の枝肉を見る、というお話を伺ったのですが、毎回見に行かれるのですか?
田中さん:
行けるときは必ず行きますね。
仕上がりのいい肉があれば、開示されている情報をもとに血統や育て方について情報交換をしたり場合によっては研究会をしたりしています。
畜産ナビ:
実際に見られる、ということはプラスになりますか。
大洞さん:
写真で見るのと実物とでは全く違うので。自分は答え合わせをするつもりで見に行っています。自分の育て方が合っていたのかどうか。日々勉強ですね。JA飛騨ミートの職員さんに「自分の牛は自分で見なさい。あれがすべての答えなので。」と言われます。牛を見て、勉強していろいろ話すことができるのが一番のメリットだと思います。
田中さん:
JA飛騨ミートに行って「今日、良い牛でしたね。」と声をかけてもらうこともあったりします。
大洞さん:
みんなが良きライバル、良き友人だと思っています。地域でステップアップしていこうという環境があるのはありがたいです。
畜産ナビ:
取り組みを続けていく上でのご苦労があれば教えてください。
田中さん:
準備段階が一番大変だと思います。あとは日々の運用をコツコツ繰り返していくことですね。飼養衛生管理基準の項目が24項目から38項目に増えたので、今はその準備に追われています。農協の職員さんにも協力してもらって進めている状況です。
大洞さん:
コロナ禍の中でも真剣に取り組んでもらっていて、ありがたいことです。
畜産ナビ:
貴重なお話をありがとうございます。最後にひとことお願いします。
田中さん:
共立製薬さんと勉強会をすることで飼養衛生管理基準についてきちんと理解して取り組んでいける、よい方向に進めることができているので本当にありがたいです。
大洞さん:
地域で取り組んでいるおかげで多くの会員がHACCP推進農場の指定を取れている。個人で頑張るにはどうしても限界があるので本当に感謝しかないですね。
畜産ナビ:
本日はありがとうございました。